ショートケアについて
ショートケアとは、外来通院をされている方を対象に、生活リズムを整えたり、人との関わり方や社会への参加の仕方をSSTで学び、自分の生活をより良くしていくための施設です。
利用される方それぞれの目標を設定し、プログラム活動(SST)を通して、「社会参加」「社会復帰」を目指します。
デイケアは利用時間が6時間であるのに対し、ショートケアの利用時間は3時間です。
体力が回復していない、または、人の多さや関わりが負担となる時があるなど、長時間の利用が難しいという方におすすめです。
きしろメンタルクリニックで行える治療のひとつですので、医療保険(社保・国保)が使えます。
ぶどうの樹で行っているプログラムは、厚生労働省より事業を委託されている昭和大学発達障害医療研究所で開発された発達障害支援のプログラムに沿って実施をしています。
ショートケアは次のような方が利用しています。
- 体力回復を目指したいと思っている方
- 生活のリズムをつくり、自立した生活を送る準備をしたい方
- 人とのつきあい方を学び、対人関係を築きたい方
- いずれは学校に行きたい、就労にチャレンジしたい方
- 自分の悩みを相談する場所、自分らしく楽しく過ごせる場所がほしい方 など
・原則15歳以上{中学卒後以上}の方が対象となります。
・自立支援医療制度もお使い頂けますので、1割での利用が可能です。(およそ500円前後)